自分の口臭をチェックをする方法

 

自分の口臭・体臭は気になることはあれども、実際に自分のニオイを察知している人は少ないことでしょう。それもそのはず、人間の嗅覚には「嗅覚疲労」というものがあります。
例えば、トイレに入っても、臭うのは最初だけで鼻がだんだん慣れてきますよね。特定のニオイだけを一定時間嗅ぎ続けていると、そのニオイに慣れてしまい、鈍感になっていきます。つまり、自分のニオイは常に嗅ぎ続けているため、どんなニオイを発しているかがわからなくなります。
口臭を発しているかどうかはまず、チェックリストの項目を確かめてみるのがよいでしょう。

 

 

口臭チェックリスト

通常、人の口の中は、だ液の殺菌力によって雑菌の増殖が抑えられ、口臭が起こらないような仕組みになっています。だ液中に含まれる「リゾチーム」という酵素が細菌の細胞壁を溶かし撃退してくれるのです。逆にだ液の分泌が低下すると、口の中の自浄作用が弱まるため、雑菌が増え口臭の発生につながってしまいます。下記のチェック項目はだ液の分泌が減ってしまうような生活習慣です。

 

  • [朝食を抜くことが多い]
  • [よく噛まないで食べる]
  • [硬いものより柔らかいものばかり食べる]
  • [あまり会話をしない]
  • [一日中エアコンを使っている]
  • [夜更かしをすることが多い]
  • [ストレスをため込んでいる]

 

続いて次の項目は、口腔内の雑菌が増えやすい環境になる習慣です。

 

  • [コーヒーをよく飲む]
  • [水分をあまり摂らない]
  • [気を抜くといつも口が開いている]
  • [夏バテしやすい]

 

次は、口臭・体臭に影響を与える習慣です。

 

[偏食が多い]
[お酒をよく飲む]
[たばこを吸っている]
[無理なダイエット]

 

さてあなたは上記の内、いくつ当てはまりましたか?実は、1つでも当てはまったあなたは「臭っている可能性」 があります。普段、当たり前にしている生活が口臭につながっていることも多くあります。
では、次の章では自分のニオイのチェックの仕方について述べていきます。

 

自分のニオイを確かめる方法

吐いた息を自分で嗅ぐ

コップやビニール袋にしっかりと息を吹き込みます。吐いたあとは、なるべく新鮮な空気を取り入れてから嗅ぐようにしましょう。ちなみに一番クサイ時間帯は、口の中の雑菌が増え切った起床時になります。

 

ニオイチェッカーを使う

ニオイチェッカーを使うと、ニオイが数値化されて出るため、一番わかりやすいかもしれません。安いもので1000〜2000円くらいで購入できるものもあります。
ただ、市販されているものはいいニオイでも数値が大きくなったりと、性能差や機能差があるため、口臭の正確なニオイ度を測ることはできません。

 

歯垢や舌苔(舌の汚れ)を嗅いでみる

ニオイチェッカーを使うと、ニオイが数値化されて出るため、一番わかりやすいかもしれません。安いもので1000〜2000円くらいで購入できるものもあります。
ただ、市販されているものはいいニオイでも数値が大きくなったりと、性能差や機能差があるため、口臭の正確なニオイ度を測ることはできません。

 

口臭外来に行く

ニオイの正確な数値を計るためには、歯科医院の口臭外来に行くことです。ニオイの元となっているガスや揮発性硫黄化合物の濃度や、尿検査による疾患の有無、実際に歯科医師が口臭を嗅いで測定してくれたりします。

 

 

まとめ

とってもデリケートな問題なのが、このニオイ問題。
今回はチェック方法を色々とご紹介しました。ぜひ、自分の臭いに自信がある方も、自信がないかも一度チェックしてみてください。
自分が思っているほど、臭くないor臭いといったケースはよくある話です。
また、口臭があるという方は、ぜひ対策方法も合わせて読んでみてください。